日本のくだもの
みなさんは、日本のくだものというと何を想像しますか？日本原産と言えるくだものの主なものは梨・柿・ミカン（温州みかん）でしょう。柿は16世紀頃にヨーロッパからアメリカ大陸に広まったと言われています。現在、品種はどれくらいあると思いますか？なんと1000種以上あると言われているんです。みなさんが普段目にするのは富有柿や次郎柿といった品種ではないでしょうか。海外のめずらしい柿も是非食べてみたいものです。
温州みかんについては、中国の温州から伝わったものと思う方も多いのですが、こちらも正真正銘、日本原産・鹿児島県のくだものです。甘い柑橘である「蜜柑」から「みかん」と呼ばれるようになったと言われています。冬になるとコタツでみかん、今ではあまり見られない光景でしょうか？我が家ではみかんもコタツも毎年欠かせないアイテムなのですが。
意外なところでは、プラム（すもも）も日本原産なんです。海外で見られるプラムは全て、日本から種や苗木を輸送して広がったものなんです。その後各地で交配が進み、素晴らしい品種が数多く生まれました。このように、研究によって品種が改良されて、ますますくだものの可能性が広がっていくのも、くだものの持つ魅力だなあと感じます。
このように、今では様々なくだものが国内で生産されているので、まるで日本が原産だと思うものも多くあるのですが案外日本原産という種類は少ないのです。単純に、おいしければ良いのですが、ご自分の好きなくだものがどういった歴史を持っているのかをちょっと知るのも、新しい発見があって楽しいと思いませんか？
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今日のお勧め記事 ⇒ くだものを使った料理
お料理に果物と言えば、酢豚のパイナップルや生ハムにメロンが代表的ですね。これは、好き嫌いがはっきりと分かれる様ですが。それ以外にも、くだものを使った料理は意外とバリエーションがあります。いくつかご紹介したいと思います。 まずはりんごです。加熱したくだものは苦手でも、アップルパイなど、りんごには抵抗のない方も多いのではないでしょうか？まずはりんごをバターで軽く炒めます。そこにひたひたの水を加えて少量のお砂糖を加え、柔らかくなるまで煮ます。そこにレモン汁を加えたものを、ソテーし
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